ポケモンのタイプで推しを解釈するということ
「あの人、完全にほのおタイプだよね。」ファンなら一度は想像したことがあるはずです。推し図鑑は、その想像をゲームにしたプロジェクトです。
始まりは、ひとつのコンテンツだった
YouTuberワルドクンのポケモンのタイプでアニメキャラを当てる動画を見て、膝を打ちました。正解を聞く瞬間の快感ではなく、タイプ解釈に共感する瞬間こそが本当の面白さだったんです。なぜあのキャラがあのタイプなのか自分の中で腑に落ちたとき、そしてその納得が他の人と重なったときに生まれる不思議な連帯感。これは正解当てコンテンツではなく、解釈を分かち合うコンテンツでした。
問題は、この面白さが動画ひとつで終わってしまうことでした。コメント欄で「それはないでしょ」「完全に同意」と交わされる会話の方がずっと面白かったのに、その会話を続けられる場所がなかったんです。毎回新しい人物で、いつでも遊び直せるかたちにできないか — その問いから図鑑化の作業が始まりました。
なぜ図鑑だったのか
ポケモン図鑑が魅力的な理由はシンプルです。タイプと特性を見るだけで、その存在がどんな雰囲気を持っているのか伝わってくるから。みずタイプはしなやかで、はがねタイプは頑丈で、フェアリータイプは愛らしい。この直感を人に当てはめてみたら — 好きな歌手やキャラクターのステージ上のオーラ、イメージ、歩んできたストーリーを、ひとつのタイプに凝縮して表現できるという確信が生まれました。
そこで、正解をすぐ見せる代わりに、タイプヒント → わざヒント → 世代ヒント → 4択という順序で段階を分けました。ヒントが少ないほどスコアは高く、その分「タイプだけで当てた」という達成感も大きくなります。この仕組みは今、遊び方ページにそのまままとまっています。
解釈には原則が必要だった
タイプを適当に決めたら面白くありません。そこで、イメージ・ステージで見えるオーラ・歩んできたストーリー、この3つの軸を基準にしました。ただ、この解釈は人によって違いうるし、実際のタイプ割り当てにはAIの力を借りたので、「これはちょっと違うのでは?」という組み合わせもきっとあるはずです。正解というよりひとつの解釈として見てください — むしろ、そのズレをめぐってああだこうだ言い合うのが、このゲームの本当の面白さなのですから。
いまの推し図鑑
結果として、推し図鑑は歌手図鑑とキャラ図鑑、ふたつの枝に育ちました。どちらでも核心は同じです — 名前ではなくタイプで先に出会い、そのタイプに共感して「やっぱりね」という感嘆がこぼれる瞬間をつくること。18タイプ完全攻略で各タイプが何を意味するのかをざっと見ておくと、ゲームがぐっと解きやすくなります。